2018年4月17日(火)「ダイヤモンド・プリンセス」が敦賀港に寄港しました。
ダイヤモンド・プリンセスは朝7時に入港。
敦賀港クルーズボランティアや福井県立敦賀高校商業科の皆さん、敦賀のゆるきゃら「よっしー」「ツヌガ君」、今年開催される福井しあわせ元気国体のマスコット「はぴりゅう」などが、入港歓迎のため岸壁へ朝早くから集結しました。
乗船客が続々と下船する岸壁では、入港記念として「桜の小枝」や「はぴりゅう」をあしらった入港記念バッジが乗船客全員に配布されました。
なお、「桜の小枝」は寄港に合わせ特別開催された「花換まつり」の神事「花換神事」で使用されるもので、桜の小枝を「福娘」と交換すると将来幸せになれると言われるため、エピソードの紹介を受けた乗船客は桜の小枝を持ち、花換まつり会場である「金崎宮」を目指しました。会場では、福娘との桜の小枝の交換や、書道、甲冑着付け体験を楽しむ大勢の乗船客の姿が見られました。
また、乗船客用シャトルバスの行き先となった北陸道総鎮守「氣比神宮」では、雅楽演奏や抹茶のふるまいなどのおもてなしイベントが開催され、荘厳な氣比神宮の雰囲気とともに日本文化を体感していただきました。
氣比神宮大鳥居前の神楽商店街では、こちらも寄港に合わせて特別開催となった「けひさんアートマルシェ」が開催され、敦賀市内外から集まった約70店の店舗が手作りの雑貨や飲食を販売しました。
他にも、神輿展示や寄港にあわせたカフェスペースの開設など敦賀市民が一丸となって乗船客へ向けた精いっぱいのおもてなしを演出しました。
なお、乗船客のまち歩きをお手伝いするため、今回も敦賀港クルーズボランティアや福井県立敦賀高校学生が岸壁や市内で観光案内を実施しました。
岸壁では、「若狭塗り箸の箸研ぎ」や「化石発掘体験」などの体験スペース、特産品販売が開催され、ステージイベントでは、市民によるダンス、吹奏楽演奏等など盛りだくさんのアトラクションが披露されました。
また、出港時には大勢の市民が「桜の小枝」を振り、乗船客との別れを惜しむ中、ダイヤモンド・プリンセスは次の寄港地である秋田へ出港していきました。